学校、教習所の合間にちまちまと作り続けた「スモッキングブラウス」が2ヵ月の時を経てようやく完成いたしました…!
少々目立つ悲しい失敗もあるものの、長袖が活躍する時期が待ち遠しい次第です。2-wayっぽくも仕上がったので、ぜひ下に着られる薄いシャツ、なんちゃって襟のようなものにも手を出してみたい今日この頃です。
今回の動画ではその2ヵ月間の様子をつなげて、私自身の今後に向けての記録になるようにも作ってみました。ぜひご覧ください!
人生初の服作り、本を読み込み、母に助けを求めながら、完成にこぎつけました。1日の集中力とSDカードの容量が持つ限り、布とじっくり向き合って作業を進める。手仕事、手作りの良いところは「完成までのプロセスをすべて知れること」だと思います。
このブラウスも、自分で作る中でうまくいった所、逆に力をかけすぎると不安な所など手作りならではの思い入れがあります。
自分で作ったからこそ見えてくるもの、そして一度作ったことがあるからこそわかる既製品のすばらしさ。値段から手間、そして作業の正確さまで。機械での大量生産にかなうことは私のこの少なすぎる技術ではほとんど見つかりませんが、それでも「作ってみなきゃわからない」。これに尽きると思います。
普段何気なく着ているTシャツ1つにとってみても、襟の加工、袖口の伸縮性、肩の折伏せ縫いなど今までは見えていなかったものが見えるようになる。日常にアクセントが加わりますね。
「わかる」「知っている」情報量が日々の生活の中に増えるということは、とても人間にとって重要で、さらに次のステップに踏み出すきっかけにもなると思います。
これが手仕事をしていてよく思うこと。
脳みそが活性化していくのを感じます。
布選びに始まって、最後の最後背中にボタンを付けるところまで。2ヵ月もかかってしまいましたが「次はこうしよう」「ミニチュアも作りたい」となんとなく「次」を考えてしまうドMっぷりです。もっと大々的にどーーんと作ってみるのもありですが、程よく自分が満たされるものを作れたらいいなあ、と思っています。
学校も始まってしまうのでスローペースがさらに加速しますが…。
なんとなく刺繍してみたり、お菓子を作ってみたり、目的のないツーリングに行ってみたり。
そうやってふらふらーっと生きていく中でほんのりとわかりかけてくる自分のこと。あまりにも学校と授業が嫌いすぎるのでそれに隠れて思わず潰してしまいそうになるこの「好きかもしれないこと」たちを大切にしようと思います。
