パンをこねる、チーズと食す。//パンを育てるのんびり時間

パンケースがないのでパウンド型で、ミニ食パンをこねました。

いやー、作りものをしているとやっぱり時間が濃厚。時が過ぎるの、早かったーとか、遅かったーとかいう論議をすっ飛ばして、濃度がやっぱし違う。普段YouTubeやらで消化してしまう数時間とは段違いでございました。

お菓子作りとはまた違った一面を持つパン作り。

ホームベーカリーなどは無く、私が生まれたときからある(らしい)フードプロセッサーをガンガン使って、生地を育てます。ふつーの食パンのレシピで。何も飾らず、ただただうまく膨らんでーー!と祈りつつ成長を待ちました。

こねては休ませ、成形しては休ませ。

生地自体は休みの時間はなさそうですが(発酵してらっしゃるし)、作る人間側としてはあまりにものんびりとした時間が過ぎていくのでちょっと不安になったりもします。お菓子作りは時間がいのち、な部分もありますから、やっぱりギャップを感じます。

さて、さて。

無事ぱんぱんに膨らんだ食パン。とりあえず味見でチーズを溶かしていただきました。

間違いないおいしさ、ごはんの前に(…ごはんの前、尋常じゃなくお腹空きませんか…)ペロッと一枚。数時間かかっただけあるおいしさーー。

いろいろ頭使って、普段の午後よりも確実に濃いーい時間を過ごしました。たまにやっておくべき。怠け癖、いくらでもついちゃいますもん…。

若干元気に余裕がある日は、こうして日常と一風違ったことに手を動かして、世界を広げられれば良いな、と思っています。余裕がある日は!!