第53回旭川記念BG2//メムロボブサップ、今季重賞初勝利

歴史の重みと、新しい風と。

第53回旭川記念、優勝は6歳、メムロボブサップ。

第53回旭川記念BG2!

言わずと知れたビッグタイトル、そして四市重賞の1つ目でもあります。

今年は6歳のメムロボブサップが優勝。雨の降った軽馬場の中、しっかりと勝利をその手に納めました。2位のアオノブラックとは8秒差。今期は重賞でこのアオノブラック相手に2着が続いていたこともあり、6歳世代の「強さ」がめきめきと存在感を増しているように思います。

3着インビクタまでみんな6歳ですから、なおさら…。

そしてビッグネームも戻ってきました…

ミノルシャープ、8歳。1レース前に10月以来の復帰、そこからの旭川記念は5着でした。メジロゴーリキと並ぶトップホースの1人。またオープンクラスの面白さがレベルアップしそうです。

☟去年はセンゴクエースでした…(!)

紹介が遅れました。

日曜日の、ばんえい重賞の日は「優勝馬をモチーフにした」まとめの絵を描いています。

夜9時頃にTwitterに投稿しておりますので、ぜひレースの後、ご覧いただければと思います。

そして重賞レースと描いた絵の総括を、(こんな感じで、)ブログに文章で書き連ねているわけでございます。

レースの様子や裏話等を備忘録のように毎回書いていますので、あわせてチェックしていただけると嬉しいです!

四市重賞の1つ目、ということで今年ももう時期が来たかーーと回想にふけっておりました。

ばんえいの四市重賞は旭川に始まり、岩見沢北見帯広、とばんえい競馬の四市開催時代の名をのこすレースのことをさします。

もちろんばんえいの四市時代は知らない私、こうして毎年重賞が進んでいく中で、ところどころに散りばめられているこの地名を見ては、改めてばんえいの、ばん馬の、そしてそれに関わってきた方々の、長くて深い歴史を感じるのであります。

歴史を繋いで、そして創る。

そんな当たり前そうであって、でもとんでもない時間と努力が必要になる積み重ねが今のばんえいをつくっている。

そう思うと本当に、ばんえいと出会えてよかった、と思うのです。

さて、今回のテーマは歴史。

…実際の四市重賞並みの重みは出せないのは重々承知、それでもなんとか、自分の思うところを落とし込んでいきたくって、特に右下のフレーズにはこだわりました。

今までの優勝馬52頭に名を連ねる、ということは何か。

歴史を次へ繋いだ、ということ。

そして歴史を、53回目を、創った、ということ。

そう解釈しまして、お馬にもそんな深みが出るように、とどこか遠くを見ている構図にしてみました。

そして目。

よーく見ていただくとわかるのですが、何色か重ねまして、どうにか、こうにか、いつもより深さのある、そして透明感のある、瞳を目指しました。

ご覧いただけましたか…?

リアルのお馬の、吸い込まれるような瞳を目指して描いていますが、やっぱりどこか足りないな…というのが今のところの話。

ですが過去一!とも言えるレベルの満足度なんです、自分の中では。

いつもよりちょっとしっとりしてると思いませんか!?

ちょっとずつ、こだわりも増やして、お馬の絵と向き合っています。

ぜひ今後も、「ばんえい重賞まとめ」と「おうまのきもち」、両方ともご覧いただければ嬉しいです!

次回のばんえい重賞は3歳路線の1つ目、「ばんえい大賞典」!

若いお馬たちの、成長っぷりにも注目したいところ。

それではまた、2週間後、お会いしましょうー!