2022.09.04//すりきれるくらい、見よう。

ファンタビの、最新作を見た!というお話。

映画館には見に行けなかったので、ブルーレイを家族で心待ちにしていました。…心待ちにしていたら忘れていました。先日ふと広告を見て思い出して、もうだいぶ前に発売されていたことを知り…。そそくさと購入して、鑑賞会をしたわけでございます。ハリーポッターシリーズの何がいいかって、衣装の世界観っ!!特にニュートのコートとか、毎作毎作「おおーー、すてきだあーー…」と思ってしまう感じ。あの世界観にマッチするだけでなく、物語の合間に洋服や髪型、アクセサリー…小物たちを楽しめる、という小鉢的なよさ。このちょっとした(?)こだわりもシリーズの大好きなところです。一作見終わると、映画の世界とのギャップで頭がやられてしまう、「感情移入できるのにまったく別の世界」。この矛盾を矛盾ではなく「してしまう」物語のつくり方に、驚かされます。こまかーいところまでつくりこんで、つくりこんで、一度見ただけの人にも愛着を持たせる力。とてつもない時間と、世界観への想像と、技術と。……ちょっとずつ、自分の作品たちにもおとしこんでいきたい部分。やはり違う世界を知る、ということは自分への刺激になります。とってもいい刺激。たくさんの方面からたくさんのことを取り入れて、見てくださった方、そして自分が、「…すきっ!」と思えるものをつくりたい。創作意欲を掻き立ててくれた、最高の時間でした。ごちそうさまでした。

eclatori