2022.10.08//自分の本音が出てくる時間。

手を動かすということ。

土曜日の昼下がり、この1週間で溜まった「ケーキ食べたい欲」がついに上限突破して、モンブラン(!)を作ることに決めました。家の裏に、栗の木があって。ひいばあちゃんが十数年前に気まぐれで埋めた栗が奇跡的に芽生えて、始めは鉢で育て、引っ越しを共にし、かなり立派に育った木なんです。今年はもりもり栗が採れたので、みんなで拾って、冷凍しておいていたんです。それを冷凍庫から取り出し、洗って茹でて、鬼皮渋皮をせっせとむいて、、、一心不乱にやりましたとも。もう両腕がぷるぷるします。それをフードプロセッサーで細かくして、バターと牛乳で伸ばして…ようやく「ちょっと粗めの」栗クリームができました。これを後は生クリームと一緒に食べるだけ。本当はちゃんとしたケーキに仕上げたかったけれど、それには少し、時間と私の体力が足りなかった…!!でも栗クリームと生クリームがあれば立派なモンブランです。そもそも栗が、思い出たっぷりの木から生まれてきているから、もうそれだけでお腹いっぱい。まだいただいていませんが、食後が楽しみでなりません。それはそうと、黙々と栗と向き合ったこの午後、思うところがたくさんありました。やっぱり甘いものが好きだなあとか、手を動かす時間が大好きだなあとか、去年もそういえば拾ったなあとか、これからもこういう時間を楽しめるかなあとか。手を動かしているときこそ、自分の本音が出てくる気がして。その本音と久々にお話して、自分の将来とか、やりたいこととか、選択肢を増やせたように思います。今年も良い時間をありがとう、栗!!おいしく頂きますよ!!

eclatori