お相撲はお好きですか…?
こんな風に初めて出会った男性に聞いて回れるような肝の据わった女性になりたいですね。
えくらっとりです。
趣味を聞かれて「相撲が好きです、私」と言われたときのリアクション、皆さんもう少し考えた方がいいですよ。お相撲に失礼ですよ?
「私相撲好きなんですよね」に対する今までの答えパターンとしては
- 「⁉」(単純な驚き)→許そう。
- 「えッ⁉何それwww」→まず私自身に興味が無い上に相撲にも興味を抱いていない。
- 「でぶ専?」(真面目な顔で)→私は”力士=おでぶ”という認識がない。つまり考え方が100%違う。たまにこいつとしゃべったら面白いかもしれない。
- 「渋いね」→許す。
- 「そんな顔してる」→ゆ…許す。
- 「俺も昔好きだったわ…」(懐かしの目で)→(ナニコノヒトバクオシケッテイ)昔ってとこがまたね。うん。
- 「俺歴代横綱全部言える」→こやつ…超えてきよるの…このわたくしめをば…(上記同じく)
- 「じゃああだ名スーモね!」→ターンッ(何かが飛んだ音)
相撲が趣味、もっともっと浸透してほしいです。これに加えて「馬も好きなんス」って輩も世にはいるのですから…
私が相撲に入門したきっかけ
あれは…確か中学二年生の冬、つまり2017年の九州場所です。
丁度定期試験中で早く帰れる時期。最終日は部活もなく、ルンルン気分で家に帰りました。しかしもう勉強もしなくていい上に、私はゲームもしません。普段はテレビも見ないような人間なので(ほんとに勉強しかしてないじゃん…)午後4時、さっさと風呂にはいりました。まだ明るいうちに風呂に入る優越感、すばらしいですよね…(*´Д`)
風呂にも入り、弁当も洗い、勉強もしなくていい。さすがに「何しよう」と悩み始めます。…テレビしか残っていませんでした。ここからが運命の出会いですね⁉
私は目標も無くテレビをつけるときはとりあえず「1」、つまりNHKを付けます。本当にCMが番組の隙間に入ってくるのがストレスなので…その癖が功を奏しました。そう、相撲が‼相撲が中継されていたのです!
「ああ、相撲か…いよいよ暇で末期なんだな私」と思っていたのもつかの間。土俵から電光掲示板にカメラが移ったその瞬間。
「勢…?」「輝…?」「一文字のお名前の方もいるのか…‼イケメン‼」
一目惚れしました。四股名に。
即座に彼らについて調べ、覚え、その日から気づけばスー女になっていたわけです。
初めは所作の名前、動きを知るのが新鮮かつ難しくて…Google先生に引っ掛けるのが大変でした。(呼出さんという役割も、調べるまでにキーワードを試行錯誤した覚えがあります。)(「土俵 周り 座っているヒト」みたいに…)
あの頃は全てが新鮮で…「新しいことに触れる」ことがどれだけ楽しくて、ある意味で難しくて、深いことかを実感しました。それが中二の冬でした。
輝関-齢26にして既にいぶし銀…否、いぶし金
渋い。
でかい。
…
もうひとつは一応やめときます。電光掲示板からの一目惚れをした後、Google先生にお顔を検索してもらったら…あら!ドストライク!そして立派なカラダ!
193㎝、あと一歩でジョジョですよ?惚れないわけないじゃーん、ともう一回ほれぼれ。
ただ、2017から2018はちょっと低迷が続いた時期で勝ち越したり負け越したり負け越したり、という印象。それでも色々な雑誌やインタビューを見て「ひたむきな真面目青年」というラベルがベタッと貼られました。(私の中で)
初めて生でお会いしたのが2018年の春巡業。ファンに囲まれていない、かつ引き上げる途中らしい輝関を見つけた私は普段ではゼッタイにありえない積極性を発揮しサインをいただきに走りました。いただけました。手がムチムチしてて…こう…(*´Д`)
私(身長160㎝)だと丁度輝関の胸当たりに目線が行ってしまうので一気に昇天しましたね、いろいろ。ありがとうございました。今でもあの感覚忘れておりません。幸せでございます。
そんな輝関、ここ数場所で一気に開花しております。ぶわーッと‼ぶわーッと‼
開花と言うより…(関取に上がっている時点で既に開花している)レベルアップでしょうか。努力は必ず身を結ぶ、と申しますがこれ、事実でございます。輝関を通して実感しております。
遅咲きの大器、などとうたわれている彼。今後に注目ですよ‼全国の相撲ファンの皆様‼
勢関-彼から学ぶ、エンターテイメント性
四股名で惚れて調べて見たら角界イチの色男だった…という私のヲタ歴史上最高レベルの偶然。
演歌だったり、甚句だったり…彼の影響でまた渋い所に興味を持ってしまっています。甚句なんかは相当聞き込みました…巡業に行ったときも甚句が楽しみでしょうがなくてもう…
ちなみに好きな甚句は…べたに前唄ですかね、覚えやすいし。
ちなみに好きな演歌歌手は…丘みどりと長山洋子です。
話が初めから脱線していましたが…勢関の電車道、大好きっス。前と比べるとみられる頻度は減ってしまっていますが。
頭から当たってどすどす前に出て行くあの姿勢。ケガが多い、と言われながらも一度も休場しない精神力。四股名は嘘をつきません。
ベテランの域に入りながらも勝ち越しを続ける勢いの良さ。いつも、いつでも私の元気の源になっております…勝手にすみません…
土俵の外での活躍と共に彼の土俵上での所作(白鵬のまねしてるやつ‼初めて知った日は笑いが止まらなかったです。ゲン担ぎの信ぴょう性を確認できました)、これからも目が離せません。
中学校に相撲好きの先生(朝青龍推し)に「勢が最後の塩を取りに行く前のアレが好き」と言ったら「朝青龍が本家だかんな‼」と言われたことがあります。そうなの?形から入るタイプ?それにしても白鵬と朝青龍のハーフ?なら増々負ける気がしないなあ…と思ったえくらっとりでありました。
隆の勝関-愛され眉毛に引き寄せられ
眉毛すごいッゼッタイいいヒト‼
と思ったのが最初。(=一目惚れ)またまた蓋を開けてみたら奥深ーい力士‼角界のおにぎり君こと隆の勝関。…愛されキャラっす。
彼も若手の注目力士の一人。押し相撲が一場所一場所ずんずん威力を増しています。千賀ノ浦部屋も実力派ぞろいですから…毎場所稽古十分な姿をバシッと見せてくれます。応援したくなる。
お顔のプリティさからのギャップがすさまじい彼。見ていて飽きない!いろんな意味で‼
先場所は敢闘賞‼着実に上に上に登って行っています。輝関もそうですが今、幕内中位くらいの若手がもんのすごい伸びてきている気がします。いやあ、いやあ‼推しが二人もそこにいれば大興奮でございます。
春場所7日目、隆の勝対輝の一番が組まれました(https://www1.nhk.or.jp/sports2/sumomovies/7.html)がこれはちょっと一方的だったかな…
輝がちょっと組み混じりの押し相撲を狙ったこともあり隆の勝が隙の一瞬一瞬を突いて出ました。(途中で輝の左手が廻しにかかったらもうちょっと違う展開になったかも…?)
この相撲でもわかるように彼の当たる→押す→腕を差してそこを支点としつつ腰を割って仕上げる、という流れ。見ていてスッキリ‼なお相撲であります。大好き。
「力士で誰が好きなの?」という問いに対して、「輝」と言ってもわからないことが多いため(わかってくれると深い話ができるので一応言う)次に必ず「隆の勝」と言います。「ああ!眉毛の‼」「おにぎり‼」「納豆‼」こんな感じでリアクションをいただけると大変うれしいのでございます。
勢は言わずもがなですね。誰に言ってもわかってくれるのでハナシが盛り上がってきたところで入れ込みます。
武隈さんも好きです。
最後に。
先日…いや、初場所後に引退された元豪栄道関、武隈親方。大好きです。引退すると皆さんの素顔が見えやすくなってまた良いですね。
そう、YouTube‼親方ちゃんねるの威力‼
お茶目豪太郎が見れます。親方ちゃんねる、今後もどんどん発展していってほしいのです。
私の推しについて延々と話してしまいました…表現力の無さに泣かされながらちみちみ書きましたが、気が向いたらまたまとめ直したいですね!バリっバリに文章書いて‼
相撲っていいよね!
KIITOS!!