人気も実力も兼ねそろえるスーパーホース……!
底が見えない、天井も見えない、そんな6歳。
メムロボブサップ、ばんえいグランプリ2連覇です。

第34回ばんえいグランプリBG2!
ばんえいでは唯一、ファン投票で出走馬が決まる重賞。今年はファン投票1位に輝いたメムロボブサップがその期待に応え優勝!これでこの重賞、連覇となりました。
道中も追走するメジロゴーリキ、ミノルシャープを引っ張るような力強さで歩みを進め、結局トップを譲らず優勝を決めました。
……強い……。
すっごく大柄!な体格でもない中で、底知れぬ力を見せてくれるメムロボブサップ。まだ6歳、これからますますその力が成熟していくと思うとたまりません。
あと、とっても、とっても、かわいい。
☟去年のばんえいグランプリ
eclatori(えくらっとり)がお送りしている、ばんえい重賞まとめの絵!
ばんえいの重賞がある日、夜9時頃に
「優勝馬をモチーフにしたおうま」を描いています。
Twitterの方に投稿していますので、ぜひチェックしてみてください。
(翌日にはこのブログに制作裏話などを書き込んでいます。ぜひこちらもあわせてどうぞーー!)
過去の作品は→こちら←から!
さて、夏の祭典、ばんえいグランプリ!
夏らしさが欲しいな…(前も言ってたな、これ…)ということで水色ベースです。
その中で、ちょっと渋めの茶色、ゴールド(?)を使って重賞らしい重みを表現。
したかった、という作者の切ない思いが込められています。
結果として、水色と茶色がそこまで喧嘩せずにまとまってくれたので良かったのですが、描いている最中はハラハラしていました。
「水色と茶色ってどうやったら親和してくれるの…?」
と言った感じに…。
今回は、全身像ということでその構図にもちょっとしたこだわりがございます。
「BANEI GRAND PRIX」に右前脚だけを被せてみたり、目線を後ろにしてみたり。
いつも全身像を描くと棒立ち感が出てしまうので、それの防止策として、動きを入れてみました。
しかし…。
リボンに書かれている文字、という設定なのになぜか脚が文字の下にある。
下から、リボン→脚→文字、となっているんですね、お気づきでしょうか…。
今日の朝まで気づきませんでした。失敗…。
一部やらかしている部分もございますが、全体としてのまとまりはお気に入りな作品となりました。
鹿毛さんらしいハイソックスや、紫に近い茶色を毛色に使うことなど、少しずつ自分の思った仕上がりに近づくための「手数」を着実に踏めるようになってきた気がします。
まだまだシーズンは続きます。
どうぞ、よろしくお付き合いいただければと思います…!
次回は28日のはまなす賞ですね!
それではまた、お会いしましょうー!
