…しかも重賞初挑戦ですよ…
同世代の重賞ウイナーたちと見事な駆け引きを見せてくれました。
今年もとっても中身の濃い、好レースでした。
第54回イレネー記念BG1✨
今年度デビューの3歳馬たちの大一番、イレネー記念。今年は紅一点のスーパーチヨコが出走取消で9頭での一戦。スタートの飛び出しから若馬らしい元気いっぱいな様子が見て取れました。レースは最後まで詰まっては進み、抜いては抜かれ、、の大混戦。第二障害を降りた前2頭が大きくリードをつくるものの、脚が鈍ったところにアシュラダイマオー、タカラキングダムが迫ります。最後はこの4頭でギリギリの駆け引き。わずかに前に出て、そのリードを守り切ったアシュラダイマオーがイレネー馬の称号を獲得しました。
重賞初挑戦で、このBG1の大舞台をかっさらっていくという大物っぷり。
アシュラダイマオー、お名前から溢れる激しさも気になるところですが、怪我なく元気に、世代を引っ張って行ってほしいものです…!
☟去年のイレネー記念!(毎年言ってること同じ←)
ばんえい重賞のある日曜日の最終レース後は「ばんえい重賞の絵」のお時間!
重賞の優勝馬をモチーフにした絵をTwitterに投稿しています。
重賞の余韻に浸りつつお楽しみいただければと思います。
2年ほど前から描きためていますので、ぜひぜひ過去の重賞絵もご覧くださいませ!
イレネー記念まで来ました…。
あっという間の1シーズン。
今年もたくさんの思い出があるなあ…と感慨深くなります。
…が、まだ終わってないですね、むしろここから…!
一旦落ち着いて、ちらっと去年のばんえい記念を振り返ってみますか…
☟2022年、大一番。
…落ち着くどころじゃないですね…
本題に戻りましょう。
今年のイレネーはちょっと怪しい雰囲気に仕上がりました。
背景に埋め込んだ(?)「新時代を担うべく!」の文字と、流体チックな形と、色合いと…。
若い世代らしく、型にはまらず大きく広く、成長していってほしいなあと思いから、うねうねさせています。
うねうね…。
紫も、ミステリー感の強い色ですが絵の中にもあるように、黄色や水色との相性がとってもいい色だと、常々感じています。発見や輝きの色、黄色。何色にもなれる透き通った水色。
この2色とつながる紫、可能性の色…なんじゃないかと、ふと思ったのです。
未来を担う、若馬たちの挑戦。
今年はアシュラダイマオーの「良い意味での」裏切りで幕を閉じました。
来年も、またその次の年も、ばんえいの歴史が流れていくように…
若い世代の成長を心からたのしみにしています。
さ、残る重賞はあと1つ。
その時を、じっくりと待とうと思います。
それではまた、お会いしましょうー!