富士のふもとでキャンプしたお話

大体大きいおでかけをしようと思うと曇りだったり雨だったりな私。

去年、静岡でキャンプをしたときもほとんど曇りで、富士山は到着直後しか顔を見せてくれませんでした。

しかし今回はひと味違って…。

雨予報を蹴飛ばして、2泊3日のうち2日晴れ!!富士山も薄い雲の流れの中を見え隠れしながらたくさん姿を見せてくれました。でっかかった!!

そんな思い出を記録しておきます。

そして何より日の出前の景色が印象的で。

辺り一面真っ暗なのに、星の光と遥か遠くにいるであろう太陽の光とで富士山が「影」として見えるんですね。

朝4時、テントのチャックを上げた瞬間、星空に吸い込まれそうな感覚に襲われました。

寝起きの頭でぼーっと空を見ていたら、星に手が届きそうな気がして。

だけど富士山は、いくら歩いても触れない気がして。

その不思議な距離感にうっとりしました。久々にあんな気持ちになったなあ…。

壮大。

おいしいものをたくさん食べて、念願だったサーキット走行も叶って(へたっぴ過ぎて逆に火が付きました、お金貯めつつがんばります)、盛沢山な夏休みの終わり。

どうしても学校に行きたい気持ちにはなりませんが、地に足つけて、日常をこなすこと、当たり前のことと向き合うこと、ちゃんと生きようと思わせてくれました。

…ちゃんといろいろできるかはわからないけど…

私なりに人生を生きよう、選ぼう、そう思えた富士のふもとキャンプでした。

それではまた、次の旅でお会いしましょうー!

eclatori